刺青(タトゥー)は社会的不適合者の象徴といったイメージを持たれる方も多くいらっしゃると思いますが、時代は動き進化しています。
ファッションとして彫る場合が多いとは思いますが、私は乳癌で手術をし心に負った傷を刺青(タトゥー)で彩る活動を行っております。
あなたは、手術をし癌に勝ったかもしれません。
成形手術(再建など)で多少は傷が目立たなくなったかもしれません。
それで心の傷は癒されましたか?
はじめて乳癌の傷痕を目立たないようにして欲しいと依頼を受けたとき、最初は戸惑いました。
意志の強いお客様の姿を見ているうちに、プロとして乳癌から生還した彼女に対し、今何をすることが出来るのかを考えました。
お客様の胸の刺青(タトゥー)が完成し鏡をみて、「また女性として生きていける!」と、泣いて喜んでくれました。
この活動には、賛否両論あると思いますが、人生の目的はその本人が幸せを求めることであり刺青(タトゥー)を彫ることで一度失った幸福感を取り戻せるなら、私は乳癌手術の傷痕を刺青(タトゥー)で彩る活動を行っていきます。
乳癌の手術後に刺青(タトゥー)を彫る場合は、通常価格の半額にさせて頂きます。
これは、私が半額を支払う訳では有りません、私が彫った全てのお客様の代金の一部を寄付という形で半額にさせて頂きます。
なので、私が彫ったお客様ひとりひとりが寄付して頂いたことになります。感謝!
実際は、完全無料で行いたいとこですが、運営費の関係上限界がありますので、この活動に賛同して頂ける彫師様、医療関係者様、その他全ての皆様にお力を貸して頂ければ幸いです。